2021November

 

   
 
 
染色家であった母が残した作品は数知れず。プロとして制作した羽子板の他に、趣味的に染めた数々のテーブルセンターやランチョンマット。ようやく少しずつ整理して毎日の生活に取り入れる。サロンが一気に華やかになるのも母の作品らしい。

 

 

   
 
 
ドイツ語でバウム=木とクーヘン=ケーキを意味するバームクーヘン、年輪を思わせるその形から記念のお菓子に選ばれる事も多い。私自身は長いお付き合いの友人に手土産にすることも。薄くスライスして午後のティータイムのお供に。

 

 

     
 
 
友人の美術館の美しい庭園に咲く四季折々の草花、そのドライフラワーで作られたというスワッグ。美しい自然の形を活かした自由な創作は一つ一つ違う表情が素晴らしく、テーブルのセンターピースや壁飾りにも素敵。

 

 

 
 
 
11月になってもまだまだ咲いている軽井沢の草花。その形の不思議さとユニークさ、見れば見るほど精巧な形と配色の妙。自然は最高のクリエーター、デザイナーなどとても敵わない。

 

 

 
 
美しい紅葉を眺めながら落ち葉を踏みしめて歩くのも楽しいこの季節のお散歩。枯れ葉のカサカサと言う音や虫の声、静寂が支配する澄んだ空気と森の匂い。乾いた落ち葉に色鮮やかな紅葉の赤や黄色、美しいコントラストはラッピングペーパーにしたいほど。

 

 

   
 
 
山形の友人から届いた「のし梅」は子供の頃から大好きなお菓子。すり潰した梅を寒天に練り込んで薄くのして竹皮で挟んだ素朴な山形銘菓、梅のクエン酸が体にも美容にも良さそう。ハサミで小さく切っておやつに持って行った懐かしい思い出の味。

 

 

   
 
 
義母の家庭菜園はもはや果実園の勢い。たわわに実った蜜柑は豊作過ぎて我が家だけでは食べきれず、お世話になっている方々へおすそ分け。大きさの違う粒を組み合わせてお手紙を添えて、蜜柑の香りに包まれてそんな時間も豊かで楽しい。

 

 

     
 
 
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